【レポート】CAMPFIRE #17「2025リアルにキャンプしようぜ」

岡村です!こんにちは! 昨年に続き、2025年もCAMPFIREをリアルイベントとして開催しました! 昨年初めて行われたリアルCAMPFIREですが、その際は「今年の私」というテーマで参加者各々が自分のことを語ったり、目標宣言したり、それに対してアドバイスを貰ったり、リアルだからできる話を時間を気にせず夜が更けるまで行いました。 もちろん、キャンプ自体も楽しんで頂くことができ「面白かったよ!」といったお声も頂きました。 キャンプは楽しい。みんなと話をするのも楽しい。とっても楽しい。 参加して頂いた方々がそのイベントの中で「楽しい」以外に「気づき」だったり「学び」につながるようなことができないだろうか?と。 結果として、それはワークショップという形になるわけですが、本レポートではそのあたりを深堀りしてお届けしたいと思います。 ということで、続々と参加者のみなさんが集まり、各々準備をはじめていきます。 ガッツリ準備をされている方、最小限のギア(キャンプ道具)の方、人によって道具の選定基準も様々でそれだけでも面白いです。 今回はこの後に行うワークショップとの兼ね合いからテントの設営などは行わないようにして頂きました。その理由は後ほど。 今回、ワークショップを企画したきっかけは、あるお仕事での経験からでした。 僕も気がつけば40歳を過ぎ、自分の意識とは関係なく周りからは「ベテラン」として見られるようになりました。そんな中、未経験の領域でゼロから覚える、指摘を受けながら改善する。そんな経験をした時に、「これってものすごく貴重な経験なのでは?!」と感じたわけです。 「何が分からないのか分からない」「分からない時どうすれば良いの?」「間違ってたら嫌だなぁ」 仕事をゼロから学ぶ、失敗する、そんな経験をキャンプの中で擬似的に再現して「学ぶ」ということを考えてみる。そんなワークショップができないかと考えたわけです。 そして今回行ったワークショップが「実践!ロープワーク」です。 目の前で実演も行いつつ説明しましたが、初見では意外と難しいんです。 配布したプリントとにらめっこする方、黙々とトライ&エラーを繰り返す方、プリントはわかりにくいのでYouTubeで調べられる方、「わからねー!」と声を上げる方。取り組み方は様々でした。 一通りチャレンジしてもらい、できた方、できなかった方様々でしたがここでネタバラシです。 今回の参加者は業界的にもベテラン、大ベテランの方が殆どでしたが、本業で活動する中で未経験の分野にチャレンジするという経験は少しずつ減っていくのではないかと思います。 今回は本業とは異なりますが「ロープワーク」という題材で未経験の事を実践する。場合によっては失敗するといった経験をしてみて、その時自分はどうだったか?周りの人はどうだったか?ということを見聞きすることで「学ぶ」ということに必要な要素はなんだろう?とか未経験者の気持ちってこんなだったかもと思い出してみたり、教える側、伝える側として工夫できることはないかな?と考えるきっかけを作りたかったというわけです。 このテーマは唯一の正解があるものではなく、色々な意見があって良いと思うので皆さんから率直な意見が出たのはワークショップを進める側としてはとてもありがたいことでした。 そんなこんなで色々と意見や感想を出していただきましたが、日が暮れる前に各自の寝床を準備せなばなりませんので、一旦ワークショップを切り上げてテント設営に取り掛かりました。 ちなみに、最初にテントを設営しないようにお願いしたのは、身につけたロープワークを駆使して欲しかったというのもありますし、今回キャンプ初心者さんもいらっしゃったので、ワークショップで「未経験から学ぶ」を意識した後に取り組むことで、また違った行動につながるのでは?といった狙いがありました。 とはいえ、シゴデキな方々が集まっていらっしゃるので、初心者・経験者関係なく声を掛け合ってテキパキと設営が進んでいきました。 ここから先はキャンプを、BBQを楽しみます!! 昨年に続き、今年のリアルキャンプイベント「CAMPFIRE」は、途中、風と雨もぱらつくことがありましたが、なんとか持ちこたえてくれ、無事に開催することができました。 はじめましての方もいらっしゃいましたが、あっという間に距離が縮まり、会話が弾む。 今回も新しい試みにチャレンジすることができ、結果的に運営サイドが一番大きな経験をさせて頂いたと感じます。キャンプに限らず楽しんでいただける、そして何かしら学びが得られるイベントを企画していきたいと思います。 今回イベントにご参加頂きました皆様、ありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
不安だった天候もなんとか持ちこたえてくれ、無事イベントを終えることができました。
今回もふり返りを兼ねてレポートにまとめたいと思います。第2回は「ただキャンプをして終わりたくない」という思い
僕個人としても準備等、大変でしたがとても楽しく、そして「できるかな?」と思っていたことが実現でき大きな達成感もありました。
でも、山陰PD研のイベントとして「楽しい」で終わらせたくないという思いもありました。
楽しいだけであれば、オフに仲間内でキャンプに行けばいいじゃないですか。
開催自体は決定し、準備を進めながらも「何かできないか」とずっと考えていました。さぁキャンプの始まりだ!
オリエンテーションが終わりさっそくワークショップへ!
キャンプを通じて「学ぶ」を体験する
その経験の具体的なところは割愛しますが、簡単に言うと「未経験者として新しいことに取り組む、学ぶ」という事を大切さや貴重さを感じました。
現在バリバリ仕事をしている人でも社会人1年目にそういう経験をした方は多いのでは無いでしょうか。
また、今まさにそんな状態で悩んでいるという方もいらっしゃるかもしれません。
まずはベースキャンプの周りに集まっていただき、今回実践する「もやい結び」と「自在結び」について解説します。この時、結び方を図解したプリントを配布しました。
例えば輪っかを作るといってもロープを交差する位置(重なり)が違うとうまく行かなかったり、どのタイミングでロープを持ち替えたほうが良いかなど、プリントの説明では不十分な点も…そしてネタバラシ
こちらのシートを元に参加者同士でディスカッションをしました。
(みなさんが僕の狙いを汲んでくれて、乗っかって頂いたことで成立したとこもあります。笑)ワークショップをふまえて設営
通常40張りほど可能なテントサイトを貸し切りにしていますので、好きなところにテントを張れますし、周りを気にせず話もできる!お楽しみBBQ!
焚き火台OKのテントサイトです。持っている人は自前の焚き火台で火を起こし肉を!肉を焼きます!最後に
皆さんの協力もあってのことだと思いますが、やはりキャンプの力もあったのかなと思います。